日本国内の風力発電能力が2017年に現在の2倍以上の600万キロワット規模なる見込みである事に思う

日本国内の風力発電能力が、2017年に、現在の2倍以上の600万キロワット規模なる見込みであるとの事(原子力発電2-3基分に相当するようです)。

エネルギーに占める再生可能エネルギー比率が上がる事は、エネルギー供給バランスから言えば、素晴らしい事だと思いました。

ただ、かつて、ヨーロッパでの風力発電事情を耳にした事があり、その事を考えると少々心配な事もあります。

それは、送電網と風力発電の特性に関わる事です。

即ち、風力発電は、風が強く吹くと当然発電量が多くなり過ぎる傾向があり、そのまま送電網に発電した電気を流すと、送電網に不具合が生じるようなのです。

そこで、送電網に不具合が生じる程の発電量になった場合には、当該風力発電を送電網から切り離し、別のバックアップ電源(火力発電など)に切り替える運用をしているようなのです。

大容量の風力発電群を運用するには、送電網の容量をかなり大きめにする必要があり、又、バックアップ電源もそれなりに確保しておく必要もあるようなのです(今でもバックアップ電源はありますが)。

* 想定より発電できる量が少なかった場合に備える意味でのバックアップ電源も必要だと思います。

要は、風力発電にも少なくない隠れたコストがあり、又、電力運用に係る設計が非常に重要なようなのです。

風力発電を普及していく事は重要だとは思いますが、いい面だけを考えて進むのではなく、負の面も勘案する形で電力システム全体像を設計する事が肝要と思った次第です。


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