日本の労働生産性がOECD加盟33国中22位(先進7ヵ国では最下位)な事に思う

日本の労働生産性(付加価値を就業者数で割ったもの)が、OECD加盟33国中22位(先進7ヵ国では最下位)になっているとの事(日本生産性本部による2009年のデータ)。

* 日本の労働生産性の水準は米国比で、製造業が約70%、卸・小売が約42%、飲食・宿泊が約37%のようです。

こうした結果から一般には、日本はホワイトカラーの生産性を高めないといけないとか、工場現場の生産性を高めないといけないなど、作業の効率化や省力化に着目した議論が多いように思います。

こうした見解には一理あると思いますし、日々作業の効率化や省力化に努めていく必要はあるとは思いますが、労働生産性を高めるためには、マーケティングの強化や製品の値付けといった政策面の改善が寧ろ効果的のように感じます。

と言うのも、労働生産性を高めるための手段として付加価値を高めようとする場合、経費削減と製品単価を上げる方法があると思いますが、議論がややもすると経費削減に偏りがちと感じる事と、日本の現場の作業はそれなりに経費削減されてきていると感じ一方で、マーケティング面では改善の余地が大きいように思えるからです。

特に製造業における労働生産性が米国の約70%の水準というのには違和感があります。

日本の製造業の現場はそれなりに効率化されていると言われている事を考えると、米国との差は、生産現場などの生産性が起因しているというよりは寧ろ、意志決定(ターゲット(参入エリア、参入製品)の設定、販売価格の設定など)に起因するように思えます。

言い換えると、生産現場の匠たちが持つ利益獲得能力が十分には活用されず、利益を生みにくい分野に投入されているのではないかと感じるのです。

経済がグローバル化し、先進国、新興国などが市場でひしめく中、日本の企業は戦い方を変えるタイミングにきていると感じた次第です。


【ブログ内の人気記事紹介ページはこちら】
→(http://ka-teitenbiz.at.webry.info/201009/article_12.html

【ブログのトップページはこちら】
→(http://ka-teitenbiz.at.webry.info

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック