NHK大河ドラマ龍馬伝の第25話(寺田屋の母)を見ての感想

NHK大河ドラマ龍馬伝の第25話(寺田屋の母)を見ました。坂本龍馬の寺田屋女将の登勢との出会い、蛤御門の変(禁門の変)の勃発、勝麟太郎の軍艦奉行罷免と神戸海軍操練所の閉鎖と、盛り沢山の内容の回でした。

龍馬は寺田屋女将の登勢との出会います。寺田屋は、京都郊外の伏見にある船宿。あの寺田屋事件の舞台となった宿です。龍馬は、登勢が自分の母に瓜二つなのにびっくりします。

龍馬伝では、登勢が自分の母に瓜二つとなっていますが、史実とは違うのでしょうね。龍馬伝には史実と異なる事も多いとは感じますが、岩崎弥太郎の回想という構成になっているので、史実と違ったとしても岩崎弥太郎の記憶違いと解すれば、物語的には楽しめると思って見ています。

因みに、寺田屋は伏見に今もあって、観光地になっているようです。

第25話で起こった2大事件は、何と言っても、蛤御門の変(禁門の変)の勃発、勝麟太郎の軍艦奉行罷免と神戸海軍操練所の閉鎖。

蛤御門の変(禁門の変)は、1863年に起こった八月十八日の政変(当時、飛ぶ鳥を落とす勢いであった攘夷派を朝廷内から追い出した政変)で京都を追われた長州藩が、幕末における政治的な主導権の奪取を目指して起こした乱。1864年に起こります。

変の当初は、幕府軍(会津藩、桑名藩)に対し長州藩優勢で進みますが、薩摩藩の援軍もあり長州藩は破れます。

八月十八日の政変、蛤御門の変(禁門の変)などを通じて、薩摩藩・長州藩の仲は険悪になりますし、長州藩の会津藩への憎悪もあり、戊辰戦争(薩摩藩・長州藩などが明治政府を樹立し旧幕府軍と戦った内戦)での会津藩の悲劇(白虎隊の悲劇)の遠因になったような気がします。

八月十八日の政変、蛤御門の変(禁門の変)は、明治以降の日本に大きな禍根を残したのではないかと思いました。

尚、蛤御門の変(禁門の変)で京都は多くの部分が焼けます。お龍が務める池田屋も焼け、お龍一家は生活に困っていると察した龍馬は、寺田屋の女将である登勢に、お龍一家の面倒を頼みます。登勢は、お龍一家の家を探すとともに、お龍を寺田屋に雇い面倒を見ます。

勝麟太郎の軍艦奉行罷免と神戸海軍操練所の閉鎖も衝撃的な事件だと思います。海外列強に対抗するための海軍を育てているのに、それをやめてしまうのですから。勝麟太郎、龍馬らの失望感はすごかったでしょうね。

そして、勝麟太郎の軍艦奉行罷免と神戸海軍操練所の閉鎖の理由が、幕府の組織である神戸海軍操練所に、脱藩浪人がおり、しかも、池田屋事件(新撰組(幕府)が池田屋に集結していた長州を中心とする攘夷派を襲撃した事件で池田屋に集結していた攘夷派は謀反を計画していたと言われます)に関与した人物(望月亀弥太ら)もいた事とのようです。

欧米の列強各国が日本を侵略しようと狙っているときに、日本国内の権力闘争に関連した内向きな理由で、神戸海軍操練所が閉鎖された事に、勝麟太郎・龍馬は、憤慨したのではないかと感じました。そんな内輪もめをしている状況に日本はないと感じたのではないでしょうか。

神戸海軍操練所の閉鎖を思うに、当時の江戸幕府は、木を見て森を見ずの状況になっていたのではないかと感じた次第です。


【その他の坂本龍馬に関係した記事はこちら】
→(http://ka-teitenbiz.at.webry.info/theme/158de7c628.html

【ブログのトップページはこちら】
→(http://ka-teitenbiz.at.webry.info

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック